【水田ごぼう】進化する農家さん

December 2, 2017

 

 

水田ごぼう、熊本菊池市原

 

村上活さん

「農作物は、土が育ててくれるから環境を整える。植物本来の生きる力を引き出すお手伝いをしている。」

 

熊本県菊池市は、名水百選にも選ばれた「菊池水源」から流れる、清らかな水に恵まれた場所です。ごぼうは、畑で栽培されることが多いのですが、畑で作るごぼうには問題がありました。何度も同じ畑で同じ作物を作るため、畑の栄養分が少なくなってしまい、生育の不良などが起こる「連作障害」です。ごぼうは土を選ぶ農作物です。小石があったらまっすぐ育たないし、在る程度深く根がおりる必要があるため、柔らかくて泥っぽい土を好むそうです。

 

そこで、昔から献上米なども作ってきたお米作りも盛んな菊池市ではお米を栽培する水田で、稲作の収穫シーズンが終わったあとに裏作としてごぼうを育ててみました。すると連作障害の悩みを解決した上に、フレッシュな香りで柔らく、その上アクが少ないごぼうが出来ました。それが、水田ごぼうです。

 

さらに、名水百選にも選ばれた「菊池水源」の水を利用することで、土地の成分のバランスをとり、肥沃な土を保つことが出来ているのです。柔らかくて、フワフワな土の上は、慣れていないと足が取られて、歩くのも大変。そんな肥沃な土で育てられる村上さんの水田ごぼうは、早生(わせ)という早い時期に出荷できる品種です。

 

お勧めの食べ方は、「揚げる・酢漬け・ピクルス」など。煮すぎると食感が柔らかくなりすぎるそうです。


もともとは、慣行栽培(農薬・化学肥料を使う栽培方法)をしていましたが、美味しさを追求した結果、有機栽培をすることになりました。農薬ではなく、合鴨を使い(合鴨が虫を食べてくれるそうです)、美味しさと安全を両立した農法で大切に育てています。
 

 

 

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