12月のハーブ&スパイス:クローブ

December 1, 2019

今日から12月!1年の締めくくりの月となりました。

 

イベントごとが増えて気持ちも昂りますが、風邪が流行る季節でもあります。

ぜひ日々のセルフケアで免疫力アップをしていきましょう♪

 

今回ご紹介するのは「クローブ

 

開花前のつぼみを乾燥させて使う珍しいスパイス。

収穫した直後は緑色をしていますが、時間が経つにつれて褐色に変化していきます。

 

 

 

 

バニラのような甘い香りと、舌への刺激味が特徴。

数あるスパイスの中でも、その香りは最も強いと言われており、料理や飲み物に使用するときは入れすぎないよう注意です。

 

原産はインドネシアのモルッカ諸島。

インドや中国では、紀元前から殺菌や消毒に用いられてきました。

 

ヨーロッパでは、中国商人によって絹などと共に持ち込まれ、6世紀頃には貴族の間で珍重されるようになります。

 

中国商人は、クローブの原産地を隠したまま貿易を続け利益を独占していたが、大航海時代に入って原産地が明らかになると、スペイン王はマゼランに香辛料諸島への航路探索を命じます。

 

出航から3年かけて、一行はスペインにクローブを持ち帰ることに成功。これにより、スペインは莫大な利益を得ることになりました。

 

まさに、マゼランが探し求めた幻のスパイスともいえますね!

クローブのつぼみはくぎに似た形をしているため、中国ではくぎを意味する「丁」の字を使い、「丁子」と呼びます。

 

 

鎮痛・抗菌作用に優れ、歯科でも局所麻酔に使われることから、「歯医者さんのハーブ」とも言われる。また、ニキビや吹き出物などの肌トラブルにも。

 

クローブに含まれる「オイゲノール」という成分が、アンチエイジングに作用したり、消化を促進して胃腸を整えてくれる。

 

クローブの香りはゴキブリが嫌うため、虫除けにも効果的。私は夏になると、小皿にクローブを乗せて、部屋の片隅に置いておくこともあります。

 

ヨーロッパでは肉の臭み消しや香り付けとして使用されます。

 

甘いものとも相性が良く、チャイに入っていたり、お菓子の香り付けにも使われます。

 

ブレンドティーでは、オレンジピールとの相性が◎です。

 

今回はクリスマスにおすすめ「ポマンダー」の作り方を紹介します。

 

元々は中世ヨーロッパで、疫病予防や魔除けのためにお守りとして使われていました。

現代では、幸福を呼ぶお守りとして、クリスマスのプレゼントやデコレーションとして親しまれています。

 

【材料】

・オレンジ(お好きな柑橘でOK)

・クローブ(ホール)

・シナモン(パウダー)

 

【道具】

・マスキングテープ

・竹串

・ビニール袋

・リボン、飾り

 

① オレンジにマスキングテープで十字をつくり、リボンをまくスペースをつくります。

 

② マスキングテープ以外の部分に、竹串で穴をあけながらクローブを刺します。

 

③ クローブを刺しきったら、マスキングテープをはがし、ビニール袋の中でシナモンパウダーをよくまぶします。

 

④ 2~3週間ほど風通しのよい場所で乾燥させたら、リボンを巻き、飾りをつけて完成!

 

 

本来傷んでカビてしまうはずのオレンジが、クローブの抗菌力で、腐らずに乾燥していく様子からは、ハーブのチカラを感じ取ることができますね♩

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